Wahl+CaseからBuild+へ:ブランド名変更のお知らせ
会社名を決めるのは簡単ではありません。
特に、転職業界では、個人名を社名にすることは、その市場における自分の評判に大きく依存することを意味します。仕事ぶりを評価されており、多くの人に名前を知られていると、その名前を会社名として使うことで、ブランド認知を得ることができます。法律事務所などの専門サービス業でも同じ手法を使うことが多いです。
だからこそ、個人名に依存しないブランド名を築くことはさらに難しいのです。
初期の知名度だけでは、成長を続けることはできません。会社が拡大するにつれ、創業者が提供していたサービスレベルを維持することはますます難しくなります。その名前を受け継ぐ社員たちが、会社の成功を左右するのです。
そして、ブランドが進化するにつれ、創業者自身ではなく、ブランド自体がビジョンを体現するものともなります。
2023年5月にWahl+CaseがSHIFTの一員となったことを機に、私たちはブランドの方向性をより明確にし、新たな社名とロゴを計画してきました。
Wahl+Caseは、創業当初から「常にお客様のためになることを最優先に行動する」というのを軸に動いてきました。これを基盤とし、事業を発展させてきました。時代が変わり、ビジネスの形が変化しても、このルールだけは今も変わることなく私たちを導いています。
新しい社名とブランドは、私たちの未来と過去、そして価値観やビジョン、さらにお客様と共有する目標や夢を表すものでなければなりません。
そこで選んだのが「Build+(ビルドプラス)」という名前です。
この名前には、転職者のキャリアを築き、クライアントのビジネスを成長させるという私たちの使命が込められています。また、「+」のシンボルは、Wahl+Caseからのつながりを示すとともに、採用、人材紹介、イノベーション、コラボレーションといった私たちの価値を象徴しています。
私たちは、意義のあるものを築くことを大切にしています。
採用・転職市場が時にシニカルで短期的な取引に傾きがちであることを理解した上で、私たちはより良い方法があると信じています。長期的な信頼関係に基づく、双方にとって価値のある関係を築くことを重視し、どんな時も私たちの価値観を貫きます。
Build+は、新しいブランド、新しい時代を象徴するものですが、これまで私たちが大切にしてきた信念は変わりません。これからも私たちは、この信念を守り続けることで、企業文化を形作り、アイデンティティを確立していきます。
この15年間、私たちは単にビジネスを成長させてきただけではなく、人々にとって人生を変えるような機会を提供してこれたと思っています。これからは、転職者、企業様の皆様がより良い未来を築けるために、私たち自身、そしてお客様とともに新たな一歩を踏み出します。
— Chad Lafferty, CEO